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一日三七トンの処理が可能に

産廃中間処理施設が完成

(協)エコ・プラント




▲環境に配慮した設計の、完成した産業廃棄物中間処理施設の外観。



 浜松市四社、静岡市一社の産業廃棄物処理業者で組織する(協)エコ・プラントが浜松市新橋町で建設を進めていた産業廃棄物中間処理施設が完成。三月九日、現地で竣工式が行なわれた。
 総敷地面積は四、六〇〇平方b。工場をイメージさせないデザインの建物に、溶融機、破砕機等を設置している。廃プラスチック類や紙くず、繊維くず等六種類を扱い、一日当たり約三七dの廃棄物を処理し、再利用できるようにする。一部、リサイクルできないものについては減量化して処分場へ持ち込む。
 建屋内での処理と保管、建屋の位置・構造、搬入・搬出時の自動開閉ドア、植栽等作業環境、周辺環境にも配慮している。総工費は約四億円。四月から本格的な稼働に入る予定となってる。
 竣工式には、組合関係者や地元住民ら約五〇名が出席。熊谷理事長からは「行政や地元住民の理解と支援をいただき完成させることができた」とお礼が述べられた。




▲竣工式当日、処理施設の能力などについて
 説明を受ける出席者。


中小企業静岡(2000年 4月号 No.557)