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創立五〇周年を機に
 新たな飛躍を目指す

                   
静岡茶商工業(協)

▲約二◯◯人が、節目の年を祝った。

静岡市内の製茶業者などでつくる静岡茶商工業(協)の創立五〇周年記念式典が十月十六日、静岡市のホテルアソシア静岡ターミナルで開催され、組合員のほか、茶業関係団体の役員、行政関係者など二〇〇人が、節目の年を祝った。
式典の冒頭、小林理事長が、「五〇年をひと区切りとし、さらなる茶業の振興、発展を図りたい。組合は数々の困難をぶつかってきたが、諸先輩、組合員の皆様の理解、協力があってここまで進むことができた」と挨拶した。この後、同組合の誕生から現在までの経緯を写真とビデオで振り返り、五〇年の歴史を懐かしんだ。
また、式典に先立ち、同市追手町のしずぎんホール「ユーフォニア」で落語家の林家木久蔵さんの記念講演会を開催。「お茶と笑いと人生と」を演題に軽妙な語り口で中国で体験した緑茶との出会いを披露し、満場を沸かせた。
同組合は、昭和二三年、組合員一六五人で発足。二七年には、全国に先駆けて最新鋭の設備を備えた冷蔵倉庫を建設し、茶品質保持に大きく貢献するなど茶業発展の基礎を作った。現在、二一五人の組合員が、静岡茶のPR事業などに取り組んでいる。
なお、来春からは県茶商工業(協)との統合が計画され、組識再編の準備が進められている。


中小企業静岡(1998年 12月号 No.541)