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想い出のシネマ“夏の名シーン” 
 
■太陽がいっぱい  1960・フランス       
(監)ルネ・クレマン 
(主)アラン・ドロン

 きらめく太陽の下での犯罪。青春の危うさ、
 残酷さが見事に出ていた。ドロンも最高。
 そして、極めつけは哀愁漂うニーノ・ロータ
 の音楽。



■旅情   1955・イギリス
 (監)デビット・リーン  
 (主)キャサリン・ヘップバーン

 婚期を逸したアメリカのOLジェーンが夏の
 休暇をとっての憧れのヨーロッパ旅行中、水
 の都ヴェネチアで経験する恋と別れ。
 赤いヴェネチアングラスと白いくちなしの花
 が印象的だった。 原題はSUMMER TIME。
 主演のキャサリン・ヘップバーンはアカデミ
 ー主演女優賞に4回輝いている。


■青い山脈  1949・日本
 (監)今井 正
 (主)原 節子・池部 良

 「若く明るい歌声に」という主題歌と共に素
 朴の中に明日を夢見る青春を描き、日本人に
 勇気を与えた。戦後日本の青春時代の幕開け
 を告げる記念碑的作品。
 今見ても古くなく清々しい感動を与えてくれ
 る。




■ジョーズ  1975・アメリカ
 (監)スティーブン・スピルバーグ  
 (主)ロイ・シャイダー

 まさに衝撃的な映画だった。鮫が大きな口を
 開けて人間に襲いかかってくるシーンは本当
 に怖かった。
 これを見て海が嫌いになった人も多かった。


■ひまわり   1970・イタリア
 (監)ヴィットリオ・デ・シーカ
 (主)ソフィア・ローレン

 戦争が2人の人生をズタズタにしてしまう。
 夏の象徴であるウクライナのひまわりがあん
 なに切ない花だとは。
 涙が止まらないシーンだった。


中小企業静岡(1998年 7月号 No.536)