おかみさんらが「浅草旬の市」を建設(東京)
東京・浅草の商店街のおかみさん有志が結成した「協同組合浅草おかみさん会」が、五階建てのビル“浅草旬の市”を建設。この施設で、全国市町村の物産販売とイベント開催に乗り出す。
組合では、これまで全国各地の自治体に招かれ、地域活性化について懇談してきた。この中で農家の人たちが「東京で物産を販売したいが、赤字になるので踏み切れない」という悩みを抱えていることがわかり、これを解決するため自治体に年会費を払ってもらい、販売方法などのノウハウを伝授することにした。会費は年八十万円。組合では、二年ぐらいかけて一〇〇前後の市町村の加入を見込んでいる。
建物はアンテナショップのほか、市町村の事務所兼宿泊所などが入る。組合では、他の物産展より利益が多いはず、と自信満々。
各自治体と手を組むことで、より多くの人が浅草を訪れてくれることを期待している。
月に一度の名物市「門前市」を開催!(神奈川)
藤沢・鎌倉の商店街で組織する「湘南龍の口門前会」では、「龍口寺の門前町」という個性を生かして、かつての縁日のにぎわいを街に復活させようと、骨董を扱う「門前市」を定期的に開催。
この「門前市」は、毎月第三日曜日に行われ、古民具、書画、アンティークなどの露店が並び、各商店街でも協賛セールを行っていく。
同会では、“門前”をコンセプトに、この街の伝統にふさわしい活性化策として、「骨董市」を月に一度の名物市として育てあげ、人の流れを海側に引き寄せる“起爆剤”にしたい考えだ。 |