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東西見聞録 組合にしひがし  あるある全国おもしろ組合  300字登場  編集室便り

 七月号の特集では、毎年「誌上暑中お見舞交換」を掲載しています。
 今回も、例年にも増して多くの組合の皆様からお申し込みいただき、本当にありがとうございました。
 ここでの企画「昔懐かし、遊びの小景」は、如何だったでしょうか?
 満足に遊び道具もなかった時代。子供達で知恵を出し合ってよく遊んだものです。工夫すること自体が“遊び”だった、そんな時代でもありました。
 最近、耳を澄ましてみても、めっきり子供達の楽しげな歓声が聞かれなくなったような気がします。
 土で汚れたズボン。悪戯っぽい笑顔。好奇心旺盛な眼差し―――。
 “子供”を飾る代名詞には、大人のそれにはない新鮮な響きを感じます。
 今月の表紙は「戸田港御浜岬」。青い海と富士山が見守る中、真っ黒に日焼けした子供達が松林を駆け抜ける、そんな光景がよく似合うところです。
 一生の中で、ほんの一瞬といえる少年時代。将来のためではなく、この時にしかできないことは何か…。大人の尺度からではなく、子供の目線でアドバイスできれば良いのですが…。(秀)


 中小企業静岡(1997年07月号 No.524)
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