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●「議会から廃棄物問題を考える
 シンポジウム」を開催

地球環境と資源を考える議員の会
(社)静岡県環境資源協会

 県議会の「地球環境と資源を考える議員の会」と(社)県環境資源協会では、5月28日、県庁東館で「議会から廃棄物問題を考える交流シンポジウム」を開催。県議や市町村議、行政担当者をはじめ、一般企業の担当者約180人が出席した。
 会議では、まず、ごみ問題研究家の松田美夜子さんが講演し、埼玉県川口市のごみリサイクル方式を紹介したほか、今年4月からスタートした“容器包装リサイクル法”について解説した。
 この講演を受けて、議員の会からは、白色度70%の再生紙の利用促進やデポジット制度の創設などを内容とした意見提言が行われたほか、出席者が参加して行われたシンポジウムでは、「古紙が集まり過ぎて処理が追いつかない」といった切実な声が聞かれるなど、深刻化するごみ問題を官民が考える会議となった。
▲基調講演の中で、松田さんは「ごみ問題の解決には、行政と市民、事業者が一体となって取り組むことが必要」と訴えた。
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 中小企業静岡(1997年07月号 No.524)