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県内四会場でトークショー
「快適な食とくらし」へ意見交換

静岡県こだわりの味協同組合


▲榛原郡榛原町のスーパーマーケットで
 行われたトークショーには30人が出席した

 地域食品メーカーのこだわりを訴え顧客との意見交換を行うトークショーが、県内のスーパーマーケットで行われた。
 この「スーパートークショー」を企画したのは県こだわりの味(協)で、九月七日、静岡市のしずてつストアーを皮切りに県中部の四会場で開催。
 『快適な食とくらし』をテーマに、同組合に加盟する食品メーカーや消費者、スーパーマーケットの三者が出席した。メーカー側は売れ筋商品などを例にあげ、商品づくりやパッケージに関するこだわりを説明したあと、ユーザー側からは、食品に関する日頃の疑問点や売り手に期待するサービス内容などについて、意見が交わされた。
 三○人が参加した榛原郡榛原町でのトークショーでは、活発な意見交換を展開。ある年配女性客は、「自然素材の食品に赤い派手なパッケージを使うのはいかがなものか」と注文をつけたが、「中には照明による食品の色落ちを防ぐため、やむを得ず使うことを理解してほしい」とのメーカーの説明に納得の表情を浮かべた。
 また、「充填豆腐は開けやすく手が汚れない。小ぶりで一人暮らしに便利。ゴミになる部分が少なく環境に配慮している」などメーカーの配慮を理解する消費者の声が多く出された。




中小企業静岡(2005年10月号No.623)