特 集 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 







▲迫力満点の「おらんち太鼓」。


▲商店街には
 多彩な模擬店が立ち並んだ。

恒例十六夜市で「おらんち太鼓」熱演

富士宮駅前通り(商振)

 富士宮駅前通り(商街)は、九月二六日、恒例の富士宮十六夜市を同商店街で開催した。
 当日は、あいにくの小雨模様の中、おかみさん会の会員らが夕方から夜にかけて焼そばやコロッケパン、焼き鳥、ビールなどの模擬店を元気に切り盛りした。通りには桜海老の枡売り、朝霧ヨーグル豚販売(協)、や和菓子、メロンパン店など組合員以外からも多彩な出店があり、常連客のほか遠方からの来街者で賑わった。
 また、おらんち太鼓による和太鼓の演奏が始まると通行客は足を止めて熱演に見入った。
 当イベントは、平成十二年六月に「きてみてちょカーニバル」を開始したのをきっかけに、駅前十六市として毎月開催。毎回、趣向を凝らした手づくりのイベントと来街者を活気づけるおかみさん会の元気ぶりが好評で、口コミを中心に十六市の人気は着実に広がりを見せている。
 同組合の増田恭子理事長は、
「遊びに来た人も、一緒に参加できる市が目標。今後もパワーアップを図りながら継続していく」と意欲を見せる。
 十一月には、市のフードバレー構想に協賛し、緑化祭や農業祭のイベントに商店街として参加していく意向である。
「今後、地域活性化の一環として、『食茶』をテーマとした研究を計画している。将来は商品化を手がけていきたい」(同)としている。



中小企業静岡(2004年11月号No.612)