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 特 集 
 専門家の眼 
 「くみあい百景」 
 編集室だより 




▲「神田楽市」の文字は商標登録されている。


▲組合のオリジナル法被
「神田楽市」一周年
富士宮神田(商振)

 二月七日(土)、富士宮神田商店街振興組合(組合員六四名、川端則貴理事長)が行う「神田楽市」が一周年を迎えた。
 「神田楽市」は毎月第一土曜日に開かれており、三〇名のスーパーオカミ(おかみさん)からなるスーパーオカミカンダ(小川登志子代表)が中心となり、その運営にあたっている。このスーパーオカミカンダも結成一周年を迎えた。
 当日は、スーパーオカミ手作りのちらし寿司や漬物、さらには「神田」というネーミングの商店街オリジナル醤油が販売されたほか、空き店舗を活用しての地元ブルースバンドによるライブも行われた。
 当組合では、楽市以外にも「文化とまちづくり」をテーマに特別イベントを企画。
昨年は、地元富士宮出身の彫刻家御宿至氏による彫刻展を開催した。さらに秋に開催する「KANDA DE DATE」も富士宮市内外の若者に人気のイベントとなっている。





明日の静岡商業を考える
静岡県中央会

 「新市における商店街の進むべき方向とは?」静岡清水の両地区における九つの商店街振興組合等が集まり、二月十四日、グランシップにて「静岡市商店街組合活性化研修会」を開催した。
 冒頭、全国のまちづくり、商業振興ビジョン策定にかかわる新倉勇氏(中小企業診断士)により、「中心市街地や商業地の再活性化は、商店それぞれの魅力の蓄積。そのための努力を惜しまぬように」とアドバイスがあった。
 続いて静岡市より商業施策について説明があった後、商店街が抱える課題とその対応策につき参加者同士の意見交換がなされ、合併後の静岡市の商業・まちづくりデザイン、今後見込まれる大型店進出への対応等積極的な意見が交わされた。



中小企業静岡(2004年3月号 No.604)