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くみあい百景




▲新しい街づくりを熱く語る
杉橋理事長


▲組合が受注した建物の数々
(組合パンフレットより)

組合が仕事の流れを変える

 建設に関する仕事は、中央の大手メーカーの受注が益々増えている。しかし、街づくりには地元の状況を充分に把握している人々の知恵が必要。
 最近の既存マンションでは、億を超える修繕積立金のあるところも珍しくない。不況の建設業界では、大きな市場と考えている。一方、組合も適正価格による工事の発注を確立する好機と捉え、強い関心を寄せている。
 従来のビル管理会社の一方的なメンテナンス工事から、第三者の設計事務所が介在し、仕様書及び設計書による入札が、これからのメンテナンス工事のあり方と考えている。
 昨年の共同受注事業は、県東部地域で四ヶ所のセレモニーホールの設計監理業務などを実施、組合員に大きく貢献した。

「街中がせせらぎ」事業

 三島は、県内でも有数の湧水の豊富な街。三島駅から歩いて一〇分足らずの場所に、蛍が舞い、カワセミが棲む。
 「街中がせせらぎ」構想は平成八年、三島商工会議所が五十周年記念に二十一世紀ビジョンとして提唱。三島市が九年より事業化を推進し、昨年より整備が始まっている。組合は当初より事業の基本計画策定に積極的に関与してきた。
 これからも三島の持つ個性を活かし、快適な都市環境を意識できる街にし、中心市街地に居住者や訪問者を呼び戻し、街の活性化を図るために活動する。


中小企業静岡(2002年 6月号 No.583)