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●伝統を踏まえ新たな情報発信を！
静岡県家具（工）・静岡仏壇卸商工業（協）
十一月六日〜八日にかけ、静岡市「ツインメッセ静岡」の北館・南館において「シズオカ『ＫＡＧＵ』メッセ２００１神楽月」と「シズオカ『仏壇・仏具』メッセ２００１」が開催された。
「挑戦―どの色にも染まらない。―」をテーマにした「家具メッセ」は秋のメッセとして二〇回目を迎え、四七社が約二千点の個性やこだわりを主張した作品を出品した。ここ二、三年は天然木を素材にし、自然の色合いを活かした物が注目を集めているという。
また「仏壇・仏具メッセ」は「冴えの静岡」をテーマに十二社が千五百点を出品。
静岡県は銘木を活用した「唐木仏壇」の産地であり、「銘木の存在感」を高い伝統技術、卓越した職人技により引き出した重厚感溢れる仏壇が来場者の注目を集めていた。
両メッセとも最終日は一般公開され、多数の来場者で賑わった。
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▲試食会は重要な消費者からの情報収集の場でもある。
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●海洋深層水を利用した商品も
静岡県こだわりの味（協）
県内の中小食品メーカー四三社でつくる静岡県こだわりの味（協）は十月二三日、静岡市「ツインメッセ静岡」で「こだわりの味認定商品展示会」を開いた。
当組合では、(1)国産の安心原料を使用(2)低添加物で安全(3)自然の味そのまんまの美味しさ(4)低価格 の四点をすべて満たすことを条件に「認定商品」としている。
当日は厳しい基準をクリアした豆腐やこんにゃく、漬物など組合員自慢の地場産品加工食品約三百種類の試食・販売が行われた。また、今年は、駿河湾海洋深層水を利用した干物や豆腐、納豆などの商品も展示され、来場者の興味を誘った。
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中小企業静岡（2001年 12月号 No.577）
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