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「他人の褌(ふんどし)」



中央会業務課

高橋 利明


 不景気になると、これまで気にも止めなかった商売が見えてくる。
 格付け会社なんてのがあることに気づいたものだ。あそこは「優良」、あそこは「危険」だのって。人の会社を勝手にランク付けして、言ってみりゃあ、新手の営業妨害みたいな商売だな。景気のよかった頃は誰も見向きもしなかったのが、今は他人の評価を気にしなきゃ自分が見えない時代だから、こんな商売が注目されるのも当然かもしれない。
 評論家が君臨し、自分のモノサシ基準に合わせようとしてしまう。会社も世間も偏差値ばかり気にする頭でっかちの受験生顔負けに、その評価に一喜一憂する。  
 情報化の時代。アンテナを高くすることは必要だけど…。でも、いったい「基準」って何なんだろう。



「ISO取得を支援!」


環境共生事業(協)
沼津市寿町12番1号

理事長  植野 和男


 主に水処理に係るノウハウを持つ機械設計、給排水設備工事、経営コンサルタントなど異業種5組合員が、ISO(国際標準化機構規格)取得手続きや環境保全に関するコンサルタント並びに設計・施工の共同受注を目指している。平成11年4月認可。
 今後、中小企業がISOを取得し、それに伴う設備投資やメンテナンスが発生していくことは時代の流れであり、その分野の専門家集団として、異業種のノウハウを活かし、様々な角度のニーズに対応していく。
 組合では「初年度は自らISO審査登録手続きを行い、モデル化とコンサルタントノウハウの蓄積を図り、受注体制を整えたい。今後の産業は環境負荷を徹底的に低減した製品、企業行動が大命題であり、我々の活躍の場は広がっていくのではないか」としている。


中小企業静岡(1999年 7月号 No.548)