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事務局 多士済々

旺盛なチャレンジ精神「必要以上に悩まない」

静岡県鉄筋業協同組合
事務局長 星野宣義氏

組合への就職は平成10年10月。現理事長の堀池氏がその就任と同時に組合事務所を藤枝市から旧清水市に変更。移転間もない事務局の責任者として白羽の矢が立った。

長年、日立清水工場に勤務し、60歳で定年退職。その後、「やわらかい仕事もしてみたかった」と旅行会社に3年間勤務した。組合から、誘いを受けたのはその頃で、「鉄筋業という仕事はまったく未知の分野。協同組合に関する知識もさっぱり」。その上での決断だった。「結論を出すのに、中途半端な知識なんてないほうがいいんですよ。仮にあったとして、それが何になります? その後の努力の方がよっぽど大事では」と、笑う。

自身を「必要以上に悩まない。楽天家で脳天気な性格」とおどけるが、実は苦労や挫折も味わってきた。生まれは群馬で、小学校4年時に家族と共に清水へ引越し。その学校で、いじめの洗礼を受けた。「清水のなかでも田舎の地で、閉鎖的な土地柄。ヨソ者扱いや偏見に傷つきました」。学校卒業後は、希望を胸に自衛隊に身を置いた。しかし上官は視力の問題を理由に、「キミは昇進できない」と宣告。やむなく除隊した経験をもつ。

日立工場では、長く部品調達に携わった関係で、地元の関連企業の経営者ら多くの知己を得た。

現在、仕事の悩みといえば、後継者問題への対応だ。転廃業も少なくなく、組合員の減少はとまらない。「業界の地盤、発言力を強化するためにも、組合員の増強、結束強化は益々大切です」。

新しもの好きは昔からで、車の普及率も低かった昭和37年当時、英国車のオースチンを乗り回
し、周囲の目を釘づけにした。スポーツは、ゴルフはもちろんスキーやテニスなどもひと通り経験。「マージャンを覚えたのは中学だったかな」ととぼける。

今は量こそ減ったが、お酒も楽しみのひとつだ。
「いやなことは一杯飲んで忘れるに限ります」。(笑)