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環境にやさしい加工団地を目指して
新残さい処理施設も完成
(協)焼津水産加工センター
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▲加工センター全景。78,000平方メートルの敷地に、20社・24工場が
鰹節、ツナ缶詰、調味エキスなど各種の水産加工品を生産している。
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▲式典には組合員のほか、行政・地元
住民ら総勢約一二〇人が出席した。
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(協)焼津水産加工センターでは、五月二七日、組合設立三〇周年記念式典と新しい残さい処理施設(化成工場)の竣工式典を焼津グランドホテルで開催した。
同組合は、昭和四七年十月、水産物の流通・加工の合理化、公害防止などを目的に設立された。現在、組合員は二〇社。カツオの加工日本一を誇る水産加工団地である。
各組合員企業が盛んな事業展開をする一方、資源の高度利用を目的としたリサイクルシステム「加工団地ゼロエミッション」と位置付けた環境対策に積極的に取り組んでおり、今回完成した新残さい処理施設は三代目。加工した魚の骨や頭などを飼料や調味原料などにリサイクルする。
式典には行政、業界関係者ら約一二〇人が出席。村松善八理事長は「水産加工業者にとって残さい、排水など廃棄物処理は悩みの種だった。新施設により、より高度なリサイクルを進め、高付加価値の製品を生み出していきたい」と挨拶した。
なお、環境対策への取組みなどから、中小企業庁長官より「優良組合表彰」も贈られることになり、式典の席上で伝達された。
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