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あけましておめでとうございます






■合戦の馬は本当はずん胴

颯爽と武将同士が戦う時代劇の合戦シーン。ドラマや映画に登場してくる馬は、アラブやサラブレッドなど、みな大型馬だが、昔の日本には、このような大型馬は存在しなったハズ。合戦シーンに登場する馬の体高は150〜170センチだが、当時の馬は130センチ程度と推測されている。時代考証もこれだけはお目こぼしのまま。
胴長で脚の短い日本の在来馬では、映像としてサマにならないということか。






■馬力の単位を作ったのは?

「100万馬力の鉄腕アトム」「150馬力のパワー」などと、よく使われる馬力という単位。メートル法でいえば、75キログラムのものを1秒間に1メートル動かす力をいうそうだが、この馬力の単位を制定したのが、実は蒸気機関の発明者ジェームス・ワット。
彼は人々に蒸気機関の動力が優れていることをアピールするために、炭坑の湧き水のくみ上げや乗り物をひく馬を引き合いに出すことを考えた。この方法によって蒸気機関は、馬何頭分の働きをするか示すことができ、利用者は急増したという。


中小企業静岡(2002年 1月号 No.578)