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不況もよける家庭向け魔よけ石柱 (京都)
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京都府石材業(協)は、石材を活用した新商品として一般家庭向け「魔よけモニュメント」を販売。
モニュメントは、石材が信仰対象とされてきた歴史に着目し、社寺の狛(こま)犬に代表される魔よけを製品化した。石柱の角部分に鬼を想起させる角、きばをむき出しにした怒りの形相を彫り込んでいる。庭の飾り石や鬼門に設置してもらうなどの利用を見込んでいる。
石材業界では近年、主力としてきた墓石の需要が減少しているため、同組合では今後、日用工芸品、インテリア品の開発にも力を入れていく。
また、来年二月にデザインコンクールを開催するなどして商品化を目指す。
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SOHO事業者が協同組合化で業務受注
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個人や小規模な事業者であるSOHO(スモールオフィス・ホームオフィス)が協同組合化に乗り出す。
大阪ソーホー・デジタルコンテンツ事業(協)では、任意団体であるSOHOWESTを母体に、大阪府の認可を得て発足した。会員はデザイナー、コンピュータ技術者、コピーライターなど十九人。
様々な技能を持ったSOHOが協同組合化することで、個人では対応できなかった規模や、複数の技能が必要な案件の共同受注を目指す。
また、そのほかに、三月に発足した任意団体、九州SOHOパートナーグループが一年後を目標に事業協同組合化を目指しており、埼玉県でも任意団体のSOHOネットワーク埼玉が検討している。
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海陸の自然を利用した海洋療法の研究開発 (沖縄)
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病院、酒造業者、砂利採取事業者などの異業種で構成する海洋療法研究開発協同組合が五月に設立された。
同組合では、床づれやアトピーなどの皮膚性疾患など多くの効能が秘められているといわれる海洋深層水が、人体に及ぼす影響などを研究するとともに、将来的には、長期滞在型の海洋療法(タラソテラピー)施設の開設を目指したい、としている。
また、海洋深層水のほか、海草、海泥などを利用した海洋療法の研究も行っていく考えだ。
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