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新たな組織化と事業展開への夢に向けて
 組合トップセミナー`99


                    
静岡県中小企業団体中央会

   
  ▲大きな激動の中で、中小企業と中小企業組合は新たな時代をどう生き抜き、
   発展していくのかが検討された。


 一月十三日、県中央会は静岡市のホテルセンチュリー静岡で「組合トップセミナー`99」を開催した。
 県内の組合代表者が一堂に会する当セミナーには、行政などの関係者などを含め、三〇〇名余が参加。主催者を代表して、井上県中央会会長は、「経済システムに大きな変化が起きている中で、一部で組合の制度疲労等を起こしているものの改めて組織化の重要性を認識し、新た方向性を模索する機会としたい」と挨拶した。



▲中小企業庁指導部組織課
課長 児玉俊洋氏


▲経済評論家
 内橋克人氏


 セミナーでは、最初に経済評論家の内橋克人氏が「共生の大地〜新しい経済がはじまる」をテーマに講演。『市場至上主義』が弊害をきたしていることを指摘し、大企業と中小企業が共生を模索して行く等の必要性を訴え、今後、組合が共生セクターとしての機能を担っていくことを提言した。
 続いて、中小企業庁指導部組織課児玉俊洋課長からは、「今後の中小企業組織化施策の方向」として(1)商工組合の新たな機能(2)より緩やかな連携を組織化政策の対象としていくなど組織化政策の大幅な見直しを検討していること等が説明された。
 この後の新春賀詞交歓会では、石川県知事、佐原県議会議長、小嶋静岡市長ら来賓を交えて、経済活性化などについて意見交換しながら、新年への決意を新たにした。


中小企業静岡(1999年 2月号 No.543)