寄 稿 
 視点・指導員の現場から 
 編集室便り 




創立二〇周年で記念講演

県ソフトウェア事業(協)


▲120人の関係者が
 中島氏の講義に聞き入った。

 同組合は創立二○周年を祝い、十一月二五日、静岡市のホテルアソシア静岡ターミナルで記念講演会と祝賀会を開催した。
 会場には、組合員ほか来賓、関係者らおよそ百二○人が出席した。
 記念講演会は、MM総研所長で日経BP社中島洋編集委員が「ソフトウェア業界の近未来 再び日本の時代がやってくる〜組込ソフトの巨大市場〜」をテーマに講義を行った。
 中島氏は、情報技術革新のスピードの差について、
「十年でパソコンは百倍の性能アップがあったのに対し、通信ネットは千倍、ブロードバンドは百万倍の進歩があった。それぞれ進化のスピードが違うわけで、われわれは、どの分野をベースにソフト業務の組込みを考えるかといえば、パソコンより通信ネット分野に進むべき。また、ブロードバンドや携帯通信の分野においても新しい競争が始まっており、今後、神話性のある仕組みを考えないと生き残れないのでは」と述べた。



中小企業静岡(2005年1月号No.614)