特 集 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 






▼お払いをうける18人の静岡支部会員。


▼この日はおよそ500本の印鑑が焼納された。



印章祭で、はんこ供養

静岡県印章業(協)

 同組合は十月一日、静岡市の静岡浅間神社で印章祭を行った。使われなくなったハンコを供養するもので、主催する組合静岡支部の会員十八人が出席。それぞれの会員から、およそ五百本が持ちこまれた。
はじめに、巫女のお払いを受けた後、神社の境内で支部会員らが見守る中、総てが焼納された。  
十月一日は、明治六年に一般庶民にもハンコの使用が認められたのを記念し「印章の日」に制定したもの。
印章祭は、専門業者として印章の歴史と重要性を伝承していくと共に、消費者への啓蒙活動の一環として実施している恒例行事で、既に四十年の歴史をもつ。他支部においても会場を変えて実施されている。
同組合の速見賢次理事長は、
「ハンコの役割を見つめ直すいい機会。印章専門店としてユーザーの信頼に応えていきたい」と述べた。



中小企業静岡(2004年11月号No.612)