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 編集室だより 






創立五○周年を祝う

静岡県茶商工業(協)
 組合の創立五○周年記念式典が、四月七日、静岡市のホテルセンチュリー静岡で開催された。当日は、組合員のほか社団法人静岡県茶業会議所会頭の柳澤伯夫衆議院議員など来賓、関係者合わせて二二○人が出席。半世紀の歩みを振り返りながら、新たな門出を祝った。
 式典では多々良浩吉副理事長が組合創立以来現在に至る歴史を紹介した後、永年勤続で組合に貢献した一言善二郎元理事長など十五人の功労者に岩崎功理事長から感謝状などが手渡された。この他、優良組合職員や優良従業員に対しては表彰状が贈られた。 
 また、当日は組合や業界の歴史などを丹念に綴った記念誌が組合員に配られた。
 当組合は、昭和二八年四月、組合員数二四四社、二六二万円の予算で静岡市に発足。平成十一年、茶商工三団体の統合・再編を経て新たなスタートを切った。現在、組合員数は五三九人、予算規模は四億四千万円を誇る。
 あいさつに立った岩崎理事長は、
「緑茶ドリンクの急伸、輸入茶の増大や低価格志向の進展など、消費者動向は大きく変化している。こうした情勢変化を見極めながら事業の見直しを図り、業界のさらなる発展に尽くしたい」と述べた。

▲記念式典には組合員ら220人がシュッセキした。


▲組合功労者に感謝状を贈る岩崎理事長

▲半世紀の歴史が綴られた記念誌



中小企業静岡(2004年5月号 No.606)