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■実は万里の長城建設のエピソードから…上戸と下戸のいわれ

上戸と下戸。この2つの言葉は、もともとは始皇帝が万里の長城を防備する兵士のうち、寒い山上の門(上戸)を守るものは寒さをしのぐために酒を、人の出入りの激しい平地の門(下戸)を守る者には疲れをいやすために甘いものを与えたことから生まれた。
わが国では別の語源説として、701年制定の大宝律令による家の制度で、1戸に6人以上の成年男子がいる家を上戸、それ以下を下戸といい、後に「庶民婚礼上戸8瓶、下戸2瓶」といって婚礼のときに出す酒の量の目安となったためという説もある。


中小企業静岡(2003年 1月号 No.590)