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夜間でも買物できる「商店街コンビニ」 (京都)

 西新道錦会商店街振興組合は、商店街で夜間でも買い物ができる「商店街コンビニ」の開設準備を進めている。
 「商店街コンビニ」では、各店の食料品、雑貨、衣料、電器製品などを空き店舗に集めて販売し、組合員が順番で店番をすることで夜間の買い物を可能にする。
 空き店舗は約二五平方メートル。午前十時〜午後十時まで年中無休で営業する予定。肉は精肉店、野菜は青果店、豆腐としらたきは豆腐店と各店舗の商品をまとめた「すき焼きセット」、各店の惣菜を詰め合わせた「商店街弁当」などのユニークな共同製品も販売する。また、店舗ごとに設置したパソコンを活用したインターネット受注・配達なども予定している。
 同組合では新たな客層開拓の起爆剤にしたい、と意気込んでいる。



新会社設立で、工業団地の魅力アップを図る (岐阜)

 県可児工業団地(協)は、(協)県可児工業団地管理センターと共同出資で、会員企業への様々なサービスを提供する新会社「県可児工業団地経済センター」を設立した。
 新会社では、会員企業に対する受発注のあっせん、自動車保険や火災保険など損害保険の取り扱い、従業員向け日用雑貨品の共同購入、廃棄物のとりまとめなどを行う。
 可児工業団地は、総面積一三六万平方bの岐阜県内最大規模の工業団地で、オークマや三菱電機、県内中小企業など計五三社が進出している。海外移転など工業団地からの企業転出が全国的に進んでいることなどから、組合にメリットのある新サービスを積極的に手がけ、工業団地の魅力アップを図る。



若手林業者らが企業組合を設立 (大分)

 中津江村の若手林業者ら六人が「企業組合中津江村農林支援センター」を設立した。
 高齢化と後継者不足などから林業従事者が減少し、このままでは技術が失われ、山林が荒廃してしまう恐れがあるため、従来の山林作業から脱却した運営で、伝統的な専門技術を継承する目的で組合を設立。
 現在は村有林、日田郡森林組合の共有林などの管理を受託し、間伐、整地、植え付けなどをしているが、今後は村外に住む人が所有する村内の山林管理なども受託していきたい考えだ。


中小企業静岡(2002年 3月号 No.580)