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初心に帰り、一年の飛躍を誓う

組合トップセミナー・新春賀詞交歓会

静岡県中小企業団体中央会






▲講師として迎えた(財)日本証券経済研究所
 主任研究員・紺谷典子氏。女性ながらも
 歯に衣着せない、厳しい発言も飛び出した。

 一月十日、「組合トップセミナー」及び「新春賀詞交歓会」を開催。会場となった静岡市のホテルセンチュリー静岡は、県内各地から集まった三〇〇名余の組合代表者らの熱気に包まれた。
 前段のトップセミナーでの講演テーマは、「二一世紀 日本のゆくえ〜明るい未来が見えてくる〜」。講師として迎えた(財)日本証券経済研究所の紺谷典子主任研究員は、小泉内閣の構造改革に触れ、その不合理を看破。また、公共事業の重要性などを説くとともに、悲観論に惑わされることなく、日本は世界有数の債権国で、トップレベルの技術水準と実は多くのぜいたくな消費者を抱えていることを思い起こし、自信をもって経営にあたるべきことを訴えた。
 引き続き行なわれた賀詞交歓会では、井上中央会会長が「初心に帰って事業に取り組み、この一年を良い方向へともっていこう」と挨拶。石川県知事、伊東県議会議長、小嶋県市長会会長(静岡市長)らの来賓や参加者はともに、新年への決意を新たにした。



▲300名余の組合代表者らの熱気に包まれた会場


中小企業静岡(2002年 2月号 No.579)