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▽今月もカタイ、いや、ややこしい話が多くなってしまった。法律の改正に、かたや税務。題材に加え、筆力の不足…。
書いた本人も、敬遠されないだろうか、とつい不安になった。とはいっても、中小企業基本法、組合関係の法改正は絶対にはずせない中小企業の根幹にかかる問題。これからも運用や詳細などその姿が明確になっていく都度、追ってご報告していかなければならない。
組合税制についても決算前に是非とも確認していただきたい重要な項目。限りある誌面ではムリを承知の上で、せめて「組合にはイロイロな制度があるなー」と知って（確認して）いただくきっかけになれば、と扱わせていただいた。
次々行なわれる法改正に、目まぐるしく現れる新しい法律、施策。大きな変革期。当然とはいえ、それにしても何もかもが慌ただしい。
▽表紙は昭和36年当時のまだ、木造だった頃の藤枝駅。翌37年には新しいコンクリート製の駅舎に建て替えられた。そして、中小企業基本法が施行されたのが38年。
懐かしい風景とその前を行き交う人々を見ていると、つい“のんびり”“のどか”といった言葉を連想してしまうが、実はいつの時代を切りとっても、変革へのエネルギーは休むことを知らなかったのかもしれない。 〔敏〕
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中小企業静岡２月号（通巻５５５号）
発行人 井上光一
発行所 静岡県中小企業団体中央会
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