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ビジネスレポート

組合も多数参加
静岡県防災訓練実施される

天城会場で行われた放置車両移動訓練。

「防災の日」にあたる9月1日、東海地震を想定した県総合防災訓練が伊豆市を主会場に県内各地で行われた。

今回の訓練は、主会場となった同市を土肥、修善寺、中伊豆、天城の4地区に分け、観光地や山間部を抱える地域の特性に応じた実践的な内容で実施。

同市の土肥温泉旅館(協)や修善寺温泉旅館(協)、伊豆市エルピーガス事業(協)をはじめ、県クレーン建設(工)、静岡救援レッカー事業(協)、県レッカー事業(協)など多くの組合が参加した。

土肥温泉旅館(協)では、地震発生から二日後、道路が寸断されている状態、という想定のもと、宿泊客を岸壁まで誘導し、海上自衛隊などの船舶で関東や関西方面に移送する域外脱出訓練を実施した。

本番さながらの訓練を行った同組合では、

「地震発生の際、お客様の安全を確保し、速やかな移動ができるよう今後も組合を挙げて取組んでいきたい」と述べた。

このほか、静岡救援レッカー事業(協)などによる通行路確保を目的とした放置車両移動訓練など、各地で実際の災害を意識した訓練が繰り広げられた。

関連リンク

土肥温泉旅館(協)
修善寺温泉旅館(協)