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ビジネスレポート

「DESIGN×WAZA美技一体」をテーマに
[KAGU]メッセ開催

静岡県家具工業組合

バイヤーの投票によって「BEST BUY AWARD」“チャンピオン”に輝いた作品。

「DESIGN×WAZA美技一体」をテーマに新作家具がずらりと並んだ。

静岡県家具工業組合(高橋正幸理事長)主催の「シズオカ[KAGU]メッセ2007」が6月5日から9日まで5日間にわたり、静岡市のツインメッセ静岡で開催された。

今回で55回目を迎える同メッセは、家具産地静岡を代表する新作家具見本市として全国的な知名度を誇るイベント。

5日から3日間は業者による商談会、8、9日の両日は一般に公開され、5日間で1万7千人を超える来場者が、卓越した技術とデザインに触れた。

今年は、「DESIGN×WAZA美技一体」をテーマに組合員など72社、デザイナー13組が、4000点に及ぶ自信作を出品。

会場は、照明をふんだんに取り入れ、明るく開放的な室内をイメージした「ネイキッドゾーン」と、照明を落とし、光を効果的に使用した「パフォーマンスゾーン」の2ゾーンに分けられ、木のもつ素材感や家具づくりの技術と斬新でスタイリッシュな家具を互いに際立たせる演出が来場者の目を引いた。

業者商談会の3日間に来場したバイヤーが自社で扱いたい、優れた出展者に投票する「BESTBUY AWARD」の“チャンピオン”には、静岡市の株式会社エムケーマエダ家具が、若手デザイナーの商品化前の製品をPRする「デザイナーズ・サテライト」には、トライデントデザイン専門学校の作品が、それぞれ選ばれた。

組合では、「このメッセを起爆剤に、今後も静岡ブランドの魅力を積極的に全国発信していきたい」としている。

関連リンク:http://www.s-kagu.or.jp/