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▽「オリンピックは見たい…、（でも）仕事は間に合わない…」と苦闘が続いた９月も終え、ようやく秋風の涼しさに気がつくようになった。
今回のオリンピックの日本勢はメダル１８個中、１３個を女性が独占するなど女子選手の活躍が目立った。
個人的にはマラソンの高橋尚子選手の「楽しかったデス」のひとことがある意味で衝撃的ですらあった。
あのメンタリティーを見習わねば…と思いつつも、今日もその域に達することなく、パソコンと対峙している。
さて、今回の特集は「広がる女性の活躍の場とその課題」。
男女同権の時代にあっては、むしろ女性ウンヌンということ自体がおかしいのかもしれないが、オリンピックとは違い、現実問題としてはまだまだ、女性が力を発揮できる諸条件・機会が揃っているとは言い難いようだ。
▽今月の表紙は昭和36年頃の裾野駅前のヒトコマ。
談笑している女性の背後にある大きな観光案内には、裾野町の文字が見える。
市になったのは昭和４６年で、この１０年後。
裾野はその名のとおり、富士の山裾に広がることから牧歌的な印象が強いが、その後の経済成長につれて工場がぞくぞく進出。
工業都市の顔も合わせもつ。
組合の活躍も工業団地、観光、造園、融合化組合と多岐にわたっている。 ［敏］
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中小企業静岡１０月号（通巻５６３号）
発行人 井上光一
発行所 静岡県中小企業団体中央会
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中小企業静岡（2000年 10月号 No.563）
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