ネットサーフィング
富士の叫び
フラッシュ
特集
クローズアップ
中央会助成事業募集
ネットワーク
展示会情報
くみあい百景
ワンポイント
読者プラザ
編集室だより







手作り看板の魅力をアピール

商店街に意欲作一三〇点を展示

静岡県広告美術業(協)




▲アーケード街に沿って、ズラリ並んだ意欲作に街行く人々も足を止め見入った。



 九月九日〜十日にかけ、沼津市の仲見世商店街では、一三〇点に及ぶ手作り看板が、買物客などの目を引きつけた。
 静岡県広告美術業(協)が主催するサインアートコンクールによるもので、本年で十九回目。会員の技能研鑚の場として、毎年、九月十日を「屋外広告の日」と制定するとともに、キャンペーンの一環として、実施してきている。
 テーマは、県知事賞を受賞した松井勝彦氏の「汚染された水が人体を蝕む」に代表される環境保護問題のほか、福祉や防災、観光に関するものなど様々。約二五〇メートルのアーケード街には大胆な構図や色遣い、細かな筆使いなど工夫と技術を凝らした意欲作が並んだ。
 なお、組合員一三〇名を擁するとともに、設立後三〇年以上の歴史をもつ当組合では平成十年には官公需適格組合証明を取得。県市町村のイベント事業などの受注獲得に全力をあげるなど、「技術、営業の両面にわたり、意欲的な展開を図っていきたい」(田中理事長)としている。


中小企業静岡(2000年 10月号 No.563)