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“究極の畳”を求めて 古代米を稲刈り、そして畳作りへ
静岡室内装備畳(協)
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▲組合員やその家族によって刈り取ら
れた稲穂が積み上げられていく。
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「古代米の稲ワラから畳を作ろう!」の掛声のもと、自らが栽培した古代米での究極の畳作りに挑戦している静岡室内装備畳(協)では、六月の田植えに続いて、十一月二日には、稲刈りを実施した。
当日は晴れ渡った空の下に風もなく、最高のコンディション。静岡市豊地の約八アールの水田には、青年部を中心に組合員の家族らも応援に駆けつけ、四〇名ほどの参加者はともに初体験の稲刈りに汗を流した。
畳の土台となる畳床は今でこそ人工材質が主流だが、元々は稲ワラ。「忘れかけていた畳の原点を再認識しようとの企画」(齋藤修一前青年部部長)であり、刈り取られた稲ワラはその場で二週間ほど干された後、さらに倉庫のなかで材質の状況をチェックしながら畳床の製作に取り組んでいる。
二月には畳として完成させ、三月に開催される中央会主催の「中小企業組合まつり」にも出展したい意向だ。
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