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 時遊空間設計協同組合
 設計関連のプロが集まった専門家集団
 実績や注目度も高まる

〒410−2321
田方郡大仁町三福102−2
TEL:0558−76−5825
http://www.siz-sba.or.jp/jiyuukuukan


専門集団である強み

 静岡県下では、現在、設計関係組合と呼べるものは十六組合を数える。地区別分布でいえば東部地区が五組合、中部で八組合、西部地区で三組合である。規模もマチマチだが、それ以上に目的もそれぞれに違いがある。比較的歴史のある組合は、経済事業というより、情報交換、教育情報事業といえる非経済事業が多い。
 ところが、比較的設立の新しい同種の組合には、共通するものがある。
 それは「共同受注」を組合の主事業に置き、組合員も設計士を中心にしながらも異業種の組合員も多いということに特徴がある。
 たとえば、住宅、店舗を建てるという場面を想定してみよう。施主は建築物の設計を依頼する。それは当然設計士が受け持つ。しかし住宅にしろ店舗にしろ設計士だけですべてが完結するわけではない。造園があったり、店舗のイメージであるロゴを作ったり、場合によっては土地の手当て、価格評価をしなければならない場合もある。つまり、一人設計士だけで施主の満足を満たすのが難しい場合もある。それなら建築物に関連のある高度な専門領域の資格者が、それぞれの専門領域を組合に結集し、高い技量で施主の希望をかなえる空間を創造するということも考えられる。
 その専門集団の組合が、時遊空間設計(協)である。



→組合ホームページのトップページ(部分)。
 「時・遊・空・間」の文字を中心に、
 高い技量を持った複合集団であることを
 表している。各業務内容の詳細や
 実績についても掲載されている。
▲現在、組合が手がけている
 修善寺町営の外湯の完成イメージ図。


中小企業静岡(2000年 1月号 No.554)