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第51回 中小企業団体全国大会

●組織の力で経営革新 築こう二一世紀
沖縄県で全国大会を開催

全国中小企業団体中央会
沖縄県中小企業団体中央会




▲5,000人余の参加者の熱気が伝わった大会会場。



▲左から「優良組合表彰」に臨む
 (協)浜松技術工業団地
 金森武夫理事長、
 静清中央卸売市場水産仲卸(協)
 平野靖則理事長。
▲「組合功労者」を受賞した
 浄蓮の滝(協業)
 伊藤春秀理事長。



 十月十四日、沖縄県「沖縄コンベンションセンター」で五一回を迎えた中小企業団体全国大会が開催された。沖縄での全国大会は二三年ぶり二回目となる。
 今大会には、本県から参加した七〇余人を含む約五千人が参加。「組織の力で経営革新・築こう二一世紀」のテーマのもと(1)機動的な景気対策の推進(2)中小企業対策予算の大幅な増額等(3)中小企業組合制度の改正及び運用の弾力化(4)事業承継税制の抜本的な拡充(5)地域中小企業振興対策の充実強化など十九項目の決議案を満場一致で可決。大会宣言では「政府は本大会が決議した事項を早急に実現するように求める」とともに、自らの経営革新に努め、中小企業組合を中心とする中小企業連携組織に相互の力を結集し、新しい飛躍の道を切り開くことを期した。
 また、表彰式では本県から優良組合として、静清中央卸売市場水産仲卸(協)と(協)浜松技術工業団地の二組合が、組合功労者には、浄蓮の滝(協業)伊藤春秀理事長が受賞。中央会優秀専従者として、真野美博浜松事務所次長と松下剛久主幹の両名が受賞した。
 なお、来年度の大会は岩手県で開催することを決定した。


中小企業静岡(1999年 12月号 No.553)