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第43回 中小企業団体
静岡県大会
=CONTENTS=
▼OPENING
▼基調講演

▼意見発表1
▼意見発表2
▼大会決議
新たな枠組みへの転換を
OPENING

 今年の県大会のテーマは、「構造変化への挑戦そして躍進」。
 会場となったホテルアソシア静岡ターミナル「駿府の間」には、中小企業関係者約八〇〇人が参集した。
 大会の冒頭、主催者の挨拶で井上県中央会会長は、「産業の枠組みは大きく変わりつつあり、今や我々は、新しい枠組みへの転換を迫られている。こうした中で、組合制度そのものも、新しい運営のあり方を確立する必要から、現在、制度の見直しが具体的に行われている。
 今大会で、中小企業者の意図するところを関係当局に強く要請するとともに、ここで示されるさまざまな意見や提案が中小企業や組合活動の今後の展望を図るうえでの一助となるよう期待したい」とのべた。
 さらに井上会長は、地域の中小企業が一丸となって諸問題に取り組むという意味から、県商工会議所連合会、県商工会連合会、県商店街振興組合連合会の三団体から協賛を得たことを説明した。
 一方、来賓を代表して挨拶した石川静岡県知事は、「構造変化が進む中で、県下中小企業は、一致団結してこれまで幾多の苦境を乗り越えてきた。これからも、あらゆる困難を乗り越えることを確信すると同時に、県でもそのための対策を講じていきたい」とのべた。
 この後、県商工会議所連合会の川井会長が協賛団体を代表して挨拶したほか、全国中央会の菅野専務理事が祝辞をのべた。

 


中小企業静岡(1997年11月号 No.528)