|
|
|
富士富士宮地区畳商工業協同組合
|
日本で生まれた畳文化の継承と技術の育成
|
〒417−0061
富士市伝法3014−2
理事長 吉村孝夫
組合員 46名
TEL:0545−51−0840
|
|
|
|
|
|
▲笑顔が素敵な事務局の梅原さん
|
日本の四季から生まれた畳
日本人の住生活の中心的な役割を果たす畳。歴史は古く、「古事記」の中に、皮畳、きぬ畳、菅畳などの言葉が見える。現在のような厚みを持った形になったのは、平安時代といわれている。室町時代になって部屋全体に敷かれるようになり、桃山時代から江戸時代と移り、茶道の発達などと、あいまって日本独自の畳文化が生まれた。
畳は、湿気を吸収したり排出して、室内の湿度を調整する機能がある。四季の変化に富み、特に高温・多湿の夏のある日本の気候風土に、最も適した敷物といわれている。
|
|
下請け業態からの脱却
優れた日本の住まいの文化を伝える「畳」。畳を作る職人さんのグループが昭和五五年、県下の各地で県営住宅の畳工事の共同受注、資材の共同購入、共同宣伝事業などの実施を目的に組合を設立した。当組合もこの一連の動きの中で誕生した。
畳業界は、建設業界の下請け的な色彩が強く、下請け構造からの脱却と、独立業種としての構造変化が求められていた。
法人化への直接のきっかけは、昭和五五年に県の公営住宅建設工事から畳工事が分離され、発注されたこと。
それまでは、建設会社の下請けの形でしか工事に携わることができなかった畳業者が、直接的に契約の主体として参入できるようになった。
|
|
|