|
|
|
|
▽いよいよ20世紀も最後の月となった。一生に1度しか経験できないであろう節目のとき。
子供の頃には空想でしかなかった時代に足を踏み入れる。コンピュータ、バイオ技術の進展・・・など。
当時には夢のようだった世界が、既に次々現実化している。
でも、私が子供心に一番不思議に思えたのは、ン十年後には、自分がオジサンの姿になっているだろうことだった。
これも今や充分すぎるほどの現実となり、21世紀には、さらにオジイサンの姿に変貌していることになる。
今月の特集の労働事情実態調査でも、勤務延長制度など高齢労働者の問題を扱った部分が多くなってきている。
科学技術分野の夢は果たされても、社会分野については、問題が蓄積されていく一方のような気がしてならない。
▽表紙は、昭和30年当時の富士市のパルプ材置き場での一コマ。
台車に積まれた材木は、加工場へ運ばれ、紙となる。
富士山に見守られながらのこの仕事も、やがて輸入チップ材に変わられ見かけることがなくなった。
しかし、富士地区は現在も、再生紙の利用、省エネ・環境問題、販路拡大策などに積極的な取り組みを見せながら、全国屈指の製紙産地として活躍を続けている。 [敏]
|
|
|
中小企業静岡12月号(通巻565号)
発行人 井上光一
発行所 静岡県中小企業団体中央会
〒420−0853 静岡市追手町44−1
TEL:054−254−1511
FAX:054−255−0673
・
中央会ホームページ http://www.siz-sba.or.jp/
E−mailアドレス joho@siz-sba.or.jp
・
皆様のご意見をお待ちしております。
(TEL,FAX等でもお受け致します。)
|
|
中小企業静岡(2000年 12月号 No.565)
|
|
|