google

特集

「平成19年度の組合設立」 全新設組合の概要とその目的

新設組合 プロフィール

19年度全新設組合を紹介

※設立認可順。内容は認可時点のものです。

IMS協同組合

  • 所在地:浜松市東区
  • 組合員:11人
  • 出資金:3,000千円
  • 理事長:虫生哲弘
  • 認可日:平成19年8月8日
  • 主事業:資材及び副資材の共同購入

当組合は、中小企業の連携を図るため、昭和63年に浜松市や磐田市の異業種11社で結成した異業種グループが母体。企業間連携や組織化を通じた共同事業の展開による新たなビジネスモデル構築を模索してきた。

20年にわたるグループ活動の結果、共同経済事業を通じた企業の経営基盤の強化を図る必要性を痛感。法人化に踏み切った。

組合員に共通する資材や副資材を海外から調達することで、大幅なコストダウンを図り、企業体質強化に努める。

さらに、将来実施を予定する外国人研修生受入れ事業について、制度への理解を深めるための研修会開催や事業実施に向けての体制作りにも力を注ぐ。

協同組合新環境技術研究所

  • 所在地:浜松市北区
  • 組合員:4人
  • 出資金:8,000千円
  • 理事長:川嶋昌利
  • 認可日:平成19年11月12日
  • 主事業:再生資源の共同処理

浜松市内で金・銀・銅・鉛・亜鉛・ニッケルなど非鉄金属スクラップの卸売業を行う4社が、再生資源の共同処理などを目的に法人化。

組合で高温溶融処理が可能な溶融炉プラントを設置し、組合員が回収しためっき排水や汚泥を共同処理することで処理料や物流コストの大幅な削減を図る。

また、排水や汚泥に含まれる金・銀・銅・ニッケルなど再生可能な非鉄金属を組合員に供給する。

加えて、溶融処理の過程で排出されるスラグなど副産物の共同販売や資源やエネルギーの再生技術の研究など、リデュース・リユース・リサイクルの3Rを積極的に推し進めるなど環境保全にも傾注する。

磐田PA工業団地協同組合

  • 所在地:磐田市
  • 組合員:5人
  • 出資金:1,000千円
  • 理事長:青山行雄
  • 認可日:平成20年1月21日
  • 主事業:組合員の事業の用に供するための土地の取得、建物の建設及びそれらの管理、共同購入

現在、磐田地区では、遠州豊田PA周辺土地区画整理事業が進められ、磐田市の工業集積基地として、新たな産業ゾーンが形成されようとしている。

この区域内に工業団地を建設し、進出するための研究を10年以上にわたり続けてきた磐田、浜松、袋井の精密機器や輸送用機器製造業者ら5社で設立した。

進出面積は約2万m2、高度化資金を活用し、総投資額は約18億4千万円を見込む。平成20年度中の進出を予定する。

団地進出による工場拡張、製造ライン改善などで生産性向上を図るとともに、廃棄物処理や警備、給食などの共同化を通じ、組合員の結束強化に努める。

このページのトップへ

東海経営情報協同組合

  • 所在地:磐田市
  • 組合員:10人
  • 出資金:2,000千円
  • 理事長:日比野雅樹
  • 認可日:平成20年3月18日
  • 主事業:資材及び副資材の共同購入、バイオマス燃料の研究開発

20年以上前から、情報交換などを通じ、交流を続ける静岡、愛知、岐阜の陶磁器製造業や畜産食料品製造業、土木建築業など異業種10社が経営の効率化、合理化を図るため団結した。

高騰が続くガソリン、軽油のほか、活性炭やOA機器関連商品などを一括で組合が仕入れ、組合員に供給。コスト低減を図る。

組合HPを通じ、組合員が取り扱う商品や事業内容を広くPRするとともに、組合員のHPの作成や保守、システム開発など組合員企業のIT化促進にも力を注ぐ。

さらに組合員事業所から発生する家畜糞尿や建設廃材などを原料とするバイオマス燃料開発のための研究を行い、廃棄物のリサイクルと有効活用にも取組んでいく。