磐田市に新工業団地が竣工

磐田PA工業団地協同組合

あいさつする青山理事長（写真上）。新社屋が出席者 にお披露目された。

東名高速道の遠州豊田パーキングエリア（PA）北側の土地区画整理地内（約42ヘクタール）で、団地建設を進めてきた磐田PA工業団地協同組合（青山行雄理事長）がこのほど竣工し、8月5日に同団地内で竣工式が行われた。

同組合は、磐田市などの精密機器や輸送用機器製造業者ら5社で平成20年に設立。高度化資金を活用し、進出面積は約2万平方メートル。土地、建物、構築物などの総投資額は約17億8,000万円を見込む。

竣工式には、組合関係者のほか静岡県、磐田市、中央会ら行政、関係機関など50人が出席し、団地完成を祝った。

挨拶にたった青山理事長は、
「進出先の選定を含め10年以上をかけ、この日を迎えることができた。関係諸機関のご支援ご協力に厚く感謝申し上げたい。仕事の融通や技術の交流など、組合員間のつながりを強めるとともに、地域経済の発展にも貢献していきたい」と抱負をのべた。

式典終了後には、組合員の新社屋の落成披露を兼ねた見学会を実施。関係者に新団地をお披露目した。

組合では、今後、副資材の購入や廃棄物処理の斡旋、警備、給食、健康診断などの共同化を通じ、組合員の結束強化に努める考えだ。