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ビジネスレポート

石川県「全国フォーラム」に400人

レディース中央会

挨拶する山岸淑子石川県中央会女性部会長の写真

全国から集まった400人の女性経営者らを前に挨拶する山岸淑子石川県中央会女性部会長。

 

全国中央会と石川県中央会などの主催による「レディース中央会全国フォーラムIN石川」が、10月12日、石川県のホテル日航金沢で開催された。

式典には、谷本正憲石川県知事ら来賓のほか宮川睦武全国中央会副会長や五嶋耕太郎石川県中央会会長、山岸淑子石川県中央会女性部会長、全国の女性経営者らおよそ400人が出席した。

はじめに日本経済研究センターの吉野源太郎客員研究員が「まちづくりは住民自治から〜問われる自治体、商店、住民の責任〜」をテーマに基調講演。戦後日本システムの崩壊を説き、「女性たちが世の中の仕組みづくりにもっと参画しなければダメ」と出席者にはっぱをかけた。

その後、「地域の将来を担う人々と語る」をテーマにパネルディスカッションを開催。コーディネーターに吉野源太郎氏、パネラーには株式会社小畑商店の小畑文明氏、株式会社カミヨの上村和宏氏、有限会社ゆのくにの森の新滝祥子氏を迎え、それぞれから事業経営のコツが披露された。

新滝氏は、「自営業は定年がないので、いつまでも親が口を出してくる。親と自分とでは世代差もあり考えもちがうが、意見を否定しあうのではなく尊重しあうことが大事。それを上手くまとめられるのは、家庭では母親、社会に置き換えれば女性である」と持論をのべた。

なお、次回の全国フォーラムは宮城県で開催される。