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ビジネスレポート

未来の建設業を支える若者が職業訓練法人に入校

静岡県建設学院・静岡県重機建設業工業組合

来賓や派遣先企業関係者らが入校を祝った。

職業訓練法人静岡県建設業能力開発協会・静岡県建設学院(梅原秀夫会長)の土木施工科の入校式が4月7日、藤枝市の同学院で行われ、5人の訓練生が入校した。

はじめに衣川克郎校長は、

「ここでものづくりの大切さ、楽しさを学んでもらいたい。ここでの失敗は許される。失敗を恐れず様々なことにチャレンジして欲しい」とあいさつした。

続いて梅原秀夫会長は、

「訓練を終えた1年後、現在と全く違う自分になったと感じるはずだ。歯をくいしばり、夢を求め、この1年を有意義に過ごしてもらいたい」と激励した。

県下の土木工事業者など82社で構成される同訓練法人は、現場中堅技能者の養成を目的に昭和54年に設立。県重機建設業工業組合との連携のもと運営されている。

新規入職者などに対して、基本・専門分野における学科や実技を総合的に指導するほか、組合加盟事業所の従業員にも段階的・系統的な技能向上訓練を実施。20を超える資格の取得が可能だ。

訓練生は、4月から半年間、学科と実技訓練を受け、後半は派遣事業所で現場実習などが行われる。

事務局を担当する静岡県重機建設業工組の山川安豊専務理事は、

「当学院のカリキュラムは、CADや測量などの独自教育を含め年々充実してきている。また安全教育を重視し、開校以来、巣立った訓練生の死亡事故ゼロが誇り。興味のある方はぜひ連絡頂きたい」と呼びかけている。

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静岡県重機建設業工業組合