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『種まく人として 私にできることは何?』


▲10月9日、静岡浅間通り(商振)の
 長政まつりに出展し、大盛況を得た。

 中央会の二大行事「県大会」「トップセミナー」では、会場に数名の女性の姿が見られます。女性の斬新な発想が求められているとはいえ、現実的には、女性自身が変わろうとしなくては打破することのできない壁が存在しています。
 常に男性をリーダーとして歩んできた五十年間の社会習慣一石を投じていくため、女性の豊かな感性が経済界に正しく使われ、生かし切っていくか? 所属組合女性部連合体“シンフォニー”として、大きな会議や全国大会に、積極的に出席して、他団体の女性部の強い刺激剤に成長したいと願っています。未加入の女性部への布石となりたいものです。時代の風に身を浴びて、自分自身の特性を知り、英知に発展させて、よりよい男女のバランスの取れた国際社会、特に“平和”な世界の構築を第一義とする女性のリーダーシップの時代は近未来です。
 今年七月五日は愛・地球博の名古屋で、十月二十日は京都で、「組合関係女性経営者等全国講習会」が開催され、各々四百名を超える、女性経営者等が集い、華麗で活発な研修と交流会がありました。どの方も中央会の重職と同時に、教育、厚生労働、男女共同参画等、広範囲に活躍の場を持っておられました。経営者として母親的存在感と、社会全般でも母性的温かさ細やかさを十分に生かされて、会話の節々に満足感が感じられて、触発された会議となりました。




中小企業静岡(2005年12月号No.625)