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「自分で歩いて見る大切さ」
国民生活金融公庫静岡支店
奥村 剛
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転勤族である私には、赴任先の観光地を回る楽しみがある。静岡へ来て約１年ではあるが、休みを利用して温泉地などいろいろと回った。しかし、いつか行こうと思いながら、なかなか実現できないのが「富士登山」である。以前山梨の支店にいた時も、富士山を目の前にしながら、結局五合目までで、なかなか頂上制覇といかない。ご来光の素晴らしさや胸突き八丁の苦しさなど、人の話や写真からではなく、やはり汗して自分の足を使い、我が目で見なければ実感はわかない。
企業を見るときも同じだと思う。机上で決算書をいくら眺めていても、その企業の良い点や抱えている問題点など真の企業像は見えてこない。企業へ出向き、自分の目で見て、「生の声」を聞くことが大切である。
私も常にこの大切さを忘れずに企業と接していきたい。
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新設組合紹介
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「安全と安心を安価で提供」
静岡耐震補強･福祉住環境工事（協）
静岡市城北二丁目14番28号
理事長 相羽 嘉男
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予想される東海地震等への災害対策、高齢化社会の進展などに伴うバリアフリー工事などユニバーサルデザインへの需要の高まり…。住環境の改善・改修が求められている中、住宅の耐震補強と福祉住環境整備工事に取り組む協同組合が誕生した。
現在の組合員４社は、いずれも中小企業ながら、35年〜100年近くの歴史を持つ老舗の工務店。長年培ってきた技術力に加えて、以前から技術の研究や情報交換を続けてきた。
木造と鉄骨の一般住宅を中心に、精密耐震診断を実施し、補強工事を行う。
また、福祉住環境整備については、専門家等に相談のうえ立案し、工事を行っていく。
問合わせは、TEL 054-249-4400 同組合まで。
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中小企業静岡（2001年 11月号 No.576）
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