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特集  第47回 静岡県中小企業団体静岡県大会



“人財”=貸借対照表の裏に潜むこの巨大な財産

 二一世紀最初の大会となった第四七回中小企業団体静岡県大会。
 十月十八日、静岡市のホテルアソシア静岡ターミナルには、石川嘉延県知事、小野伸一中小企業庁創業連携推進課長、小嶋善吉県市長会会長(静岡市長)らの来賓並びに組合・中小企業関係者ら約七〇〇人が出席した。
 今回のキーワードは、企業の「強み」であり、もう一つは「人財」。
 中小企業の貸借対照表を見るとき、その数字の裏に潜む大きな資産を見落としがちだ。人こそ貸借対照表の裏に潜む巨大な財産であり、人財はとりもなおさず、経営者その人であり、従業員一人ひとりの個性である。
 今大会では、第一部はテレビ「ニュースステーション」のコメンテーターとしてもお馴染みの(株)三和総合研究所・主席研究員 森永卓郎氏より基調講演。
これを受け、中央会より(1)中小企業における二一世紀型経営 (2)組合の果たすべき新しい役割等について提言。また、第二部では、「中小企業活力強化総決起大会」と銘打ち、商工四団体が一致協力して、大会決議を行った。




     大会プログラム

 ―開会―
 ●主催者挨拶
 ●来賓祝辞
 ●基調講演
  「21世紀型経営への挑戦」
  (株)三和総合研究所
       主席研究員
        森永卓郎氏
 ●提言
  「活かせ“人財”
   21世紀型経営への挑戦」
 ・前年度大会決議経過報告
 ・中小企業にとっての
  21世紀型経営とは?
 ・21世紀における組合の役割
 ・中央会の使命
 ●大会決議
 ―閉会―


▲「静岡県が元気
 なのは中小企業
 の方々が元気
 だから…」
 …石川県知事

▲「中小企業のパワーと
 地域におけるリーダー
 シップに期待」…
 小野中小企業庁
 創業連携推進課長

▲「私どもは何を
 なすべきかともに
 探っていきたい」
 …井上中央会会長



今、何をなすべきか

 冒頭、主催者として井上中央会会長は「この熱気の中で、私どもは何をなすべきなのか、ともに探っていきたい。そして、大会の一言ひとことが中央に響くことを願っている」と挨拶。
 来賓を代表して、中小企業庁創業連携推進課・小野伸一課長からは、新たな重点施策に触れるとともに「経済の原動力として、地域の中核として今後ますますリーダーシップを発揮されていくことを期待している」旨が述べられた(石川嘉延県知事は公務により後段で挨拶)。
 続く祝電披露の後、早速、(株)三和総合研究所主席研究員・森永卓郎氏の基調講演に入った。


中小企業静岡(2001年 11月号 No.576)