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廃食用油からディーゼル燃料に再生 （新潟）
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「協同組合ニューエネルギーリサーチ（ＮＥＲ）」は、廃食用油からディーゼル燃料を再生するシステムを開発した。
素人の集団だったため、技術習得に全国を飛び回り、構想から二年を費やした。そして、「バイオ・ディーゼル・フューエル（ＢＤＦ）」が完成した。ＢＤＦは軽油に比べ、一酸化炭素を五割、黒煙も三分の一に軽減。
酸性雨の原因となる硫黄酸化物も発生しない。使用済みてんぷら油など植物油なら何でも再生が可能。人件費を除いた一リットルあたりのコストは約四〇円だ。
既に、浜辺の清掃車（ビーチクリーナー）の燃料として使用を始めており、新しいエネルギーとして注目を集めそうだ。
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リアルタイムに参加。衛生テレビオークション （岐阜）
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中古車競り市場を運営する県中古自動車販売商工組合（ＪＵ岐阜）では、同市場大手ユー・エス・エスの子会社と業務提携して始めた衛生テレビオークションが、好調な出足を見せている。
一台当たり十秒ほどで落札業者が決まる競り市場。ＪＵ岐阜は以前からインターネットを使った入札システムを稼働させているが、タイムラグが出ることから事前入札方式で対応していた。しかし、衛生テレビを使ったシステムなら、遠隔地からでもリアルタイムで競りに参加でき、利便性が大きく向上する。
実際に、導入三ヶ月で会員登録件数は予想を上回り、成約率も目に見えて向上しているという。
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添加物ゼロ！自然海塩「なまはげの塩」 （秋田）
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定年退職した六〇歳以上の四人で組織する「企業組合男鹿半島振興会」は、男鹿半島沖の海水を利用した自然海塩「なまはげの塩」を販売している。
なまはげの塩はゴミや殺菌、化学物質の混入しない十キロ沖の海水を船で運び、製塩所の低温の薪釜で長時間炊き結晶させ、添加物を一切使用していない自然海塩。味の良いミネラルをバランス良く含み、特に料理や食品加工に使用すると素材の持ち味が生きる。価格は、一〇〇グラム袋入り三〇〇円。
同組合では、ホテルの売店などに置くほか、今後は秋田空港などでも販売する予定だ。
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中小企業静岡（2001年 11月号 No.576）
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