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女性の感性で商店街活性化に取り組む



▼「今までの商店街に楽しさと遊び心を
プラスしたい」と話す増田理事長



おかみさんと御主人の力でイベントも盛況


―イベントを毎月行うのは大変ではありませんか?

増田 準備は時間をやりくりして集まり、それぞれが得意分野を活かして分担します。パソコンを操作し商品に貼るしゃれたラベルやチラシを作るのはお茶屋の奥さん。今フィバーの“焼きそば”を焼くのも奥さん達。それぞれが自分の特技を生かしてイベントに有意義に参加出店しています。でも、ご主人達も裏方としてテント張り等、運営管理に協力しています。男性と女性がそれぞれ得意分野で支えあってるんです。

―それと見逃せないのが打ち合わせを極力減らしているんですね。

増田 日常的に負担をかけたくないので準備は私が個店を回って打ち合わせをしています。終了後は一週間以内に反省会・次回の企画・理事会を一度に行ってとっても合理的ですよ(笑)。
こういうところが定期的なイベントを無理せず全員で継続させている秘訣だと思います。

商店街はコミュニテイの中心

―近くの小学校とも交流があると聞きましたが。

増田 昨年十二月小学校とタイアップして、児童が授業の中で「十六市」をプロデュースしました。児童が企画・運営・宣伝を行い、盛り上げてくれたんですよ。通常一〇〇名位なんですが、そのときは三〇〇名程来場者がありました。今度は小学校のバザーの時にお礼に焼きそばを焼いたりして交流を深めていく予定です。コミュニテイ活動の中で重要な役割があることを改めて認識しました。

レディース中央会(中央会女性部)の代表として

―理事長は現在設立準備を進めているレディース中央会の発起人代表とお伺いしてますが。

増田 “女性部組織”と言うと堅苦しい雰囲気を想像されますが、地域を越えた情報交換が、なかなかできないのが実状です。こうした機会を得ることで、貴重な情報交換の場としていきたいと思っています。


中小企業静岡(2001年 9月号 No.574)