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新水産流通加工団地の中核施設として

共同排水処理施設が完成

(協)水産パークヤイヅ




▲完成した共同排水処理施設


▲組合会館(右手前)と
排水処理施設管理棟(左)






▲完成祝賀会で挨拶する中山理事長。
 紆余曲折を経て完成した経緯を
 振り返るとともに、この後、
 組合員の紹介などが行なわれた。

 (協)水産パークヤイヅ(組合員七社)が焼津市田尻の焼津水産加工団地に建設を進めていた、共同排水処理施設と組合会館が完成。
10月6日、完成祝賀会が現地で行われた。
 共同排水処理施設は約4,070平方メートルの組合共有敷地に、国、県、市の助成を含め、約6億8,000万円をかけ整備された。
カツオ節製造など各工場から出る排水は酵母と活性化汚泥による処理が行なわれ、排水処理能力は日量1,000トン。
これからの組合員企業の活発な工場操業を支えていく。
 「当初、新たな水産流通加工団地の建設が計画されたのは、昭和63年。一旦は白紙に戻った計画が(平成10年3月に設立された)当組合により復活し、建設の槌音が響いて二年半。団地のシンボルというべき排水処理施設と組合会館が完成したのを機にさらに気持ちを引き締め取り組んでいきたい」と、中山嘉昭理事長も21世紀に向け、水産都市焼津の一翼を担う組合の今後の展開に意欲を燃やしている。
 団地進出組合員も工場や冷蔵庫などの建設を進め、四社がこの秋から稼働を開始。残る組合員も13年度中に順次、稼働していく予定となっている。組合及び組合員企業の総投資額は高度化資金などの借入れや助成金、自己資金を含め60億円に及ぶ見込み。


中小企業静岡(2000年 11月号 No.564)