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病院の順番取りも救援タクシーにおまかせ       (福岡)

 久留米市の第一個人タクシー事業協同組合は、高齢者の病院の順番取りなどを代行する「救援タクシー」の業務を始めた。
 「救援タクシー」は48台でスタート。病因や薬局での薬の受け取りや書類の送り届け、食料品の買い出しなど「お客を乗せない営業」が特徴。車体には「救援タクシー」と書いたステッカーをはり、サービス代行中には、空車ランプの所に「救援」の板を立て掛ける。
 受付は、午前9時から午後9時までで、緊急を要する場合は時間外でも受け付ける。料金は30分まで1,750円(以後30分ごとに1,750円を加算)。また、高速料金や駐車場料金は別途徴収する。



バリアフリーの住宅の普及に向けて組合設立      (鹿児島)

 県内の中小住宅メーカー21社では、バリアフリー住宅普及に向けた「鹿児島県福祉住宅ネットワーク協同組合」を設立した。
 主な事業は、経営や技術に関する情報交換や教育のほか、バリアフリー住宅の共同受注や介護用福祉機器の共同購入など。組合員が施行した住宅の検査も手掛ける。
 同組合が設立したことにより行政との関係確立が容易になるほか、品質保証の統一などで参加メーカーに対する消費者の信頼度が高まると見込んでいる。
 また、来年4月の介護保険制度導入を控え、共同受注や施行ノウハウの交換を通じて大手メーカーに対抗していく。



米ビバリ−ヒルズの商店街と電子商取り引きで交流! (長野)

 上田市の商店主らでつくる「上田パティオ開発事業協同組合」は、米ロサンゼルス郊外のビバリ−ヒルズ市の商店街と電子商取引きを通じた交流計画を進めている。
 同組合は、インターネット上に会員制の仮想商店街「enaka.com」(いなかどっとこむ)を開設。日本人の心のふるさとを強調した「田舎どっと混む」の意味で、英語で各店のホームページを作成する。
 高級住宅街で知られるビバリ−ヒルズ市住民を対象に、長寿県の長野から「健康」「日本文化」などをキーワードに、当面は地元特産の朝鮮ニンジンや絹製品、そば、日本酒、浮世絵関連商品などを売り込む。
 今後は米国の人と気軽に交流し、世界的な視野を持った人材育成につなげたい、としている。


中小企業静岡(1999年 10月号 No.551)