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厳しい選択だが一歩踏み出してみたら 組合の危機を青年部が救えるか 昨年十月末、ヤマハマリーナ浜名湖において湖西金属工業協同組合青年部が発足した。会員は、二〇代から五〇歳までの後継者で四六名が結集した。 青年部の発足は、組合理事長の白井敏夫氏をはじめ役員一同が強く切望したものである。組合員が高齢化していくなかで、この厳しい環境を生き抜いて行くには一日も早く若い力を結集し、業界と組合の将来を託していきたいとしたものである。 昨年の中央会調査では、組合青年部があると回答した組合は一四五組合で全体の十二%であった。まだまだ青年部の数こそ少ないが、彼等は着実に組合活動に貢献し企業経営に力強さを発揮しているものと思う。さらに時代を担う青年部組織が出来ることを期待したい。 いま組合もISO××××シリーズに挑戦だ! 平成十年二月、天竜プレカット事業協同組合は、県内ではおそらく初めてISO9002の認証を他の組合に先駆けて取得することができた。いまや企業も組合もこのISOシリーズの認証取得に号令を掛けており、掛川建設業協同組合をはじめ幾つかの組合で取得の方向に動いている。 ISO(国際標準化機構)は、モノやサービスの流通を促進するための国際的標準規格を作っており、一一八の国や地域がこれに加盟しているといわれる。ISO9000シリーズでは品質管理・品質保証規格を、ISO14000シリーズでは環境マネジメントシステム・環境監査規格を制定し企業のシステムを一定の審査登録機関が検査し認証している。特に、欧州諸国では輸入品にISOの規格を求めるところが増えているため、日本企業も組合も取得に向けて努力をしている。 三〇年の節目新事務所へ移転 昨年、二月には西部地区の一三三組合の温かいご支援を頂いて盛大に事務所開設三〇周年記念式典を開催することが出来ました。ご参加頂きました皆様には改めてお礼を申し上げます。 三〇年間、現在の建物(浜松市常磐町二七六の二)で頑張って参りましたが、浜松市区画整理事業により、やむなく事務所を移転しなければならなくなりました。 新たな事務所については、浜松鉄工機械工業協同組合ほか地元の組合や関係者の皆様に無理なお願いをしてまいりましたが、温かいご理解とご配慮のもとに今年二月末頃には移転が出来るものと喜んでおります。 新事務所は、浜松駅前の宝くじマスミの裏一〇〇メートルほど後方であります。 今後は新しい事務所で精一杯頑張りますので宜しくお願い致します。 |
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