|
|||||||||||||
「商業」 |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|
|||||||||||||
■私どものサービス店会では、以前より扱っていたサービスシールをポイントカードに切り替えましたが、あまり成果が上がっていません。 カードをより有効に活用する方法と事業推進のうえで留意すべき点について、具体的にご教示ください。 一、カード化事業の目的は何だった? 現在カード事業を実施している組合は県内に四〇ほどありますが、成果が上がっていない処がかなり多い様です。それは、景気低迷・売上減少からくる原因だけでなく、シールからカードに切り替えた時の、カード化事業の目的・目標がハッキリしていなかったことにもあるようです。 「シールは時代遅れだからカードにしよう」とか「今、カード化すれば助成金が貰える」とかの理由でやった処や、多機能型カードシステムを導入したものの使いこなせていない処などが、問題点を抱えているようです。 一般的にカード化事業の目的は、郊外に出店してくる大型店や専門チエーン店などに対する「大型店対策」、地元消費者に奉仕し消費者の地元購買率を高める「地元購買の促進」、サービス店会の「組織強化と事業活性化」などです。 カードはあくまで事業活性化のための”道具”であり、主役はサービス店会(事業協同組合・商店街)です。 ところが、多くのサービス店会ではカード化しても、やっていることはシールの時と変わっていません。変わったのはサービス率を低下させただけ、なんてひどい処もあります。シールをカードに変えただけでは成果が上がらないのは当然なことです。 有名な東京、烏山駅前商店街は未だに”台紙にシール添付”を続けていながら多くの消費者の支持を得ているのは、顧客サービスの事業活動が非常に活発だからです。 |
|||||||||||||
|
|||||||||||||
|