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食の安全に「生産履歴システム」導入
こだわりの味(協)
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国産原料を使って添加物を極力用いない製造方法で商品を開発・販売する同組合は、五月をめどにトレーサビリティー(生産履歴の追跡)システムの導入を始める。
近年、食の安全性が従来に増して要求される中、生産者や流通経路などの情報を開示することで安心感を強調し、消費者のニーズに応えるのが目的。
導入するシステムは同組合が独自開発したもので、消費者が商品の包装材に記入された組合のホームページにアクセスし、商品番号を打ち込むことで産地や食材の履歴の詳細を知ることができる。システムの構築にあたっては、中央会から十五年度の中小企業連携組織調査開発等支援事業の助成を受け、昨年七月から調査・研究に取り組んできた。
今後、システムの普及に向け、トレーサビリティーの「T」をかたどったオリジナルのロゴマークを作成し、対応商品に貼り付ける考え。
当面は、豆腐やもち、麺類など十商品程度に限定されるが、今後、順次拡大していく予定である。
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▲三月にまとめられた報告書
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▲地元百貨店でも組合商品の人気は高い
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