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まずは田植えからスタート
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“究極の畳”を求めて
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静岡室内装備畳(協)
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自らが栽培に関わった古代米の稲ワラで畳床を作り、田植えから稲刈りまで手伝った畳技能士が手縫い技法とこだわりの国産畳表で仕上げる。
「古代米の稲ワラから畳を作ろう!」の掛声のもと、全国でも珍しい試みがスタートした。
挑戦を始めたのは、静岡市の畳業者で組織する静岡室内装備畳(協)の青年部。
六月十四日には、組合員・青年部とその家族や建築業者、応援に駆けつけた清水地区畳商工業(協)の青年部のメンバーら約三〇人が田植えに挑戦した。
米作りの場は、米生産業者の青木嘉孝さんが管理する約八アールの水田=静岡市豊地。古代米は、佐藤洋一郎静岡大学助教授が登呂遺跡から出土した米をもとに栽培した「赤米」という品種を提供していただいた。
畳の土台となる畳床は今でこそ人工材質が主流となったが、もともとは稲ワラ。そこで米づくりをして稲ワラを手に入れ、その稲ワラから手縫いで畳を仕上げ、忘れかけていた畳の原点を再認識しようと企画した(齋藤修一青年部部長)。さらに米も「古代米」を使い“究極の畳”を目指した。
十一月に収穫、来年二月には畳を完成。三月に開催される中央会主催の「中小企業組合まつり」にも出展する予定だ。
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懸命に植えた苗も、やや曲がりくねってしまった感が…。田植えの難しさを実感 |
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▲究極の畳作りを目指して田植えを行う組合員ら。子供も大人も
ドロンコになっての貴重な体験となった。
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