富士の叫び 
 特 集 
 フラッシュ 
 REPORT 
 今月のえがお 
 ネットワーク 
 視 点 
 くみあい百景 
 ワンポイント 
 お知らせ 
 読者プラザ 
 新設組合紹介 
 編集室だより 







有田焼のガーデニング製品を販売 (佐賀)

 有田町の大有田焼振興協同組合は、地元の窯元や研究機関などと共同開発した磁器製のガーデニング製品を、今年から本格的に販売する。
 新商品は、室内向けの小型プランターやポットなどを有田焼らしく和風に仕上げ、格調高いガーデニングを提案。昨年秋に東京で開催された「JAPANガーデニングフェア」にも試作品を出品し、卸や小売業から注目を集めた。
 今後本格的な発売とともに、同組合ではブランド名をつけて早期に市場の認知度を高めたい考えだ。



商店街の生ごみを有機肥料にリサイクル (神奈川)

 相模原市南橋本の「みなはし昭栄会協同組合」が、商店街の飲食店から毎日出る大量の生ごみを有機肥料に活用し、野菜を育てて再び商店街で発売する生ごみリサイクル事業を始めた。
 たい肥は、生ごみに発酵菌を混ぜたコンポストの中にしばらく置いた後、特大コンポストに移して馬ふんと混ぜ合わせ寝かせて作る。出来上がった肥料は、市内の契約農家に無料で提供され、野菜栽培に使用。
 現在、白菜、大根、キャベツなどが「みなはし野菜」として育てられ、百円ほどで毎週火曜日に商店街の直売所で売られるほか、飲食店もこの野菜を利用している。
 直売所には、安価で化学肥料を使わない新鮮な野菜が並ぶとあって、消費者の評判も上々だ。



「エバーハウス菜の花」入居者増加! (北海道)

 中心市街地活性化の一環として昨年オープンした「エバーハウス菜の花」の入居者が増加している。
 「菜の花」では、公共施設や病院など生活に必要な環境の整った中心部に、高齢者や幅広い世代が生活する居住空間を提供。二〜四階に八〜十二畳の十五室を用意し、食事は一階の食堂で三食を提供する。
 現在、年齢七二〜九一歳の七人が入居しているが、商店街に気軽に買い物に出たり友人を招いたり、入居者同士の交流も盛んになっている。今後二〇代の若者を含めた三人が入居予定だ。
 「菜の花」を運営するラブサム協同組合では、街を楽しい場所にするためにこれからも新規事業を展開したい、としている。


中小企業静岡(2002年 4月号 No.581)